こんにちは!アラフォー美容師モッさんです!
ところであなたは普段、頭皮を気にしたことはありますか??髪の悩みって歳を重ねる毎に増えていきませんか?
私も10代や20代のころに比べれば変わってきた自覚はあります・・・
お客さんとの会話の中でも毛量や髪質についての悩みを聞くことがあるのですが、
昔に比べたら髪の細さとか量とか減ってきたなー
髪の昔よりはボリュームなくなってきたなー
といった様な話を聞かせてもらう事が多いんですよね。
そういった実感がない方も勿論いるとは思いますが
今はそんな風に感じてなくても意外と頭皮は健康じゃないかもしれません。
年齢を重ねてくると髪質が変わってくる部分もありますが、それは髪だけの問題じゃなく頭皮状態も大きく関係します。
今回はそんな貴方が知っておくべき頭皮事情の記事になります。
いや、もう今更・・・
と思ってしまう方もいるかもしれませんが、下にある〖オススメの方〗に当てはまった場合は今日から意識してみてください。
ほっておくと良くなるものも悪くなってしまいますよね。
頭皮改善もいつからだってぜんぜん遅くなんてありません!
頭皮と髪は切っても切り離せない関係です。
頭皮と髪の関係性を考える時にわかりやすく言うと
【頭皮=畑の土】【髪=畑で育つ作物】と同じようなもの。
水分も栄養もない土では良い作物は育たないのは想像がつくと思います。
それに似ていますね。
今回はそんな頭皮を状態を良くする方法を話したいと思います。
- 皮脂で頭皮がべたつきやすい方
- 頭皮ケアはしていない方
- 仕事でヘルメットや帽子をかぶる方
- 髪が細くなったりパサついたり髪質の変化を気にしている方
- 抜け毛や髪の量に悩んでいる方
- 頭皮のトラブルを感じている方
記事内容としてはこういった感じになっています。
- 簡単な〖頭皮の状態のチェック〗はいつでも誰でもできる
- 頭皮環境が悪くなりやすい生活習慣はこれ!
- 今から始める改善習慣
ライフスタイルは様々で難しいと思う部分もあるかもしれません。
それでも、できるところからでいいので頭皮をいたわり始めてみませんか?
それだけでも少しづつ頭皮状態は良くなりますよ。
頭皮からいい状態にしてハッピーヘアライフにしましょう!
前提としてすでに頭皮トラブルの症状が深刻な方は必ず病院で見てもらってください。
見逃し厳禁!頭皮トラブルは多くの人が抱えている
実体験になるので、公式なデータに基づいているわけではありません。
しかし、年間で約千人近く方の頭皮を見てきた結果、おおよそですが大人の7割から8割近くのお客様は健康な頭皮状態ではありませんでした。
その中でも軽度、重度は様々です。
症状を実感するだけが頭皮トラブルではありません。
初期段階は実感しにくい!症状を実感した時には進行している
これも経験上になりますが、初期症状の段階では【かゆみ】【フケ】【ベタつき】というものが実感しにくい傾向にあります。
お客様でも症状が出て相談して下さる時には、頭皮の悪化状態を4段階でいうなら2~3段階目くらいになっている方が比較的多い傾向があります。
初期段階で察知して対策することが重要!更に放っておくと、髪にも【パサつき】【抜け毛】【髪が細くなる】という症状が出はじめます。
頭皮の色で現状チェック
もしかしたらご存じかもしれませんが、現在の頭皮の状態は色で判別できるのは知っていますか?
頭皮なんてまじまじ見ないから知らなかったけど、そんな違いあるの??
はい!大まかに分けると次の5色で判断できます!
どの色が良い状態の頭皮で、どの色が良くない頭皮の状態でしょうか?
- ピンク
- 青白い
- 黄色っぽい
- 茶褐色
- 白い
答えはこちらです。
1【良い】〜4【良くない】
- 青白い頭皮
- 白い頭皮と黄色っぽい頭皮
- ピンク
- 茶褐色
鏡で見てもいいのですが、自分の頭皮を見ただけだと判断しにくいと思ういます。
こんな感じで頭皮がはっきり見えるように自分と家族何人分かの写真をとって見比べてみましょう。
頭皮のてっぺんは紫外線の影響で頭皮チェックには向かないので、それ以外で見てください!
※ちなみにこれはマネキンを使った頭皮状態の写真なので参考にはなりません。
さて、あなたの頭皮の色は何色だったでしょうか?
次でその色がどういう状態なのか見てみましょう
【青白い】のはどんな状態??
ずばり健康な状態と言っていいです。顔色と違って頭皮の場合は青白いのが最もいい状態です。
幼児や小学生の低学年などの子供の頭皮をみると大半が青白いでしょう。
勿論、成人されている方にも【頭皮が青白い方】はいないことはありませんが、少ない事に変わりはありません。
【白っぽい】のはどんな状態?
乾燥している方に多くみられる傾向があります。
ポリポリと頭をかきたくなったり、細かいフケなどがでやすくなる事がある状態です。
乾燥している方は間違えやすいことがあります。
乾燥しすぎて皮脂が出てしまっているのを、自分は【脂症】なんだと勘違いしてしまう事です。
仕事が終わって夕方なんだか髪がベタついている。
貴方ならどうしますか?
そりゃ、スッキリするシャンプーを使って全力で憎っくき皮脂をやっつけにいきますよ
これが乾燥頭皮の悪循環あるあるです。
よーし、今日もご主人の頭皮が乾燥しないようにしっかり皮脂でブロック出来た!
これで乾燥からしっかり守れるぞ!
ご主人はすぐ乾燥するからなぁ・・・
今日も夕方には頭皮がベタついてきたなぁ
しっかりベタつきがとれるシャンプーでさっぱりしたいな!
ゴシゴシゴシゴシ
翌日・・・
あれっ!?
ご主人の頭皮また乾燥してるじゃないか!!
昨日の皮脂じゃ足りなかったのか!?
しょうがない!今日もしっかり皮脂を出して守ってやらないとな!
という、悪循環です。
男性に比較的多いので気をつけましょう。
【黄色みがかっている】のはどんな状態?
ストレスや皮脂の酸化により黄色くなっていくことが多いです。
皮脂が出やすい方(オイリー肌)に多くみられる状態です。
しかし、こちらは原因が乾燥ではないので症状も違います。
頭を洗っても結構早めの段階で頭皮や髪がべたついてきたり、皮脂の酸化による頭皮の匂いも出やすい可能性があります。
元々皮脂が出やすい状態になってしまっているので、シャンプーは油のしっかりとれるものを使うと良いでしょう。
【ピンク色の部分がある】のはどんな状態?
【白っぽい頭皮】や【黄色みのある頭皮】を放っておいて、部分的に炎症をおこしはじめている状態です。
頭皮をよーく見ると、チョンっと薄ピンクの部分が何カ所かにあるときがあります。
この状態までくると【かゆみ】【フケ】【抜け毛】【髪のうねりやパサつき】【髪がほそくなってくる】などの症状を感じやすくなってきます。
【茶褐色】になるのはどんな状態
炎症している箇所もさらに広がり全体的に頭皮の状態が悪化している可能性があります。
老廃物(ろうはいぶつ)がとどこおり血行も悪くなっている状態です。
【かゆみ】【フケ】【抜け毛】【髪のうねりやパサつき】【髪がほそくなってくる】に加えて【頭皮に痛み】を感じることもあります。
様々な頭皮トラブルを起こしやすい状態になっているので少しでも早く頭皮改善を始めることをオススメします!
頭皮の痛みがあった場合、神経痛などの可能性もあるのでその時は病院で見てもらうようにしましょう!
頭皮を悪くする9つの生活習慣
頭皮状態は普段の生活習慣からきている事が大半です。
ここに当てはまる物が多いと要注意!
- 寝るのが遅い
- ドライヤーを使わない
- 乾かす際ドライヤーが頭皮に近すぎる
- 毎日髪をあらわない
- 1日2回以上のシャンプーをする
- 頭皮状態に合っていないシャンプーを使っている
- シャンプーのすすぎがあまい
- 食事の栄養バランスが悪い
- タバコやお酒といった嗜好品(しこうひん)や辛い食べ物(刺激物)をよく摂取する
さて、貴方はいくつあてはまっていますか?
当てはまり過ぎたとしても
「頭皮オワタ・・・」とがっかりせずに、少しづつ良くしていきましょう!
あなたの頭皮を守れるのはあなただけです!
髪を育てるゴールデンタイム
まず、改善策をお伝えする前に頭皮のゴールデンタイムの話をします。
ほう!ゴールデンですか!
なんだかすごそうな響きですね
はい!
髪にとっても大切な時間なので、ぜひ覚えてくださいね!
頭皮のゴールデンタイムとは?
ずばり、午後10時〜深夜2時までの時間です!
この時間に睡眠をしている時間が長い程、理想的と言われています。
お肌のゴールデンタイムと一緒なので、女性は比較的知ってる方も多いと思います。
なぜゴールデンタイムが大切なの?
それは、ゴールデンタイム(22時から2時)が最も成長ホルモンが促される時間帯で髪や頭皮にも大きく影響するからです。
始めの【頭皮=畑の土】の例に当てはめてみます。
太陽の出ている作物が育ちやすい時間に土が乾燥していたり栄養がたりないと、成長しにくくなる。
といった具合ですね。
今日から始める頭皮改善
それでは、実際どうやったら頭皮改善をしていけるのか?
上記の【悪くする要因】からいくつか改善策をあげていきますね。
1 寝るのが遅い時は?
早く寝ましょう。
とはいえ、寝る時間が早過ぎると
「自分の時間がとれない!」
「子供の事をしていたらそんな時間にねれない!」
という事もあると思うので、貴方のできる範囲からゴールデンタイムの間に少しでも多く睡眠をとっている事をオススメします。
起きているとエネルギーが他の事に使われて、うまく成長しにくくなります。
2 ドライヤーに関しては?
まず、ドライヤーで乾かすようにした方がいいのは間違いありません。
「でも、自然乾燥で乾くしなぁ・・」
「ゆっくり乾かしてる時間もないし・・」
という事もありますよね。
私も昔はそう思って乾かさないこともあったので、気持ちはとてもわかりますよ!
分かっているけど、どうしても優先度が後回しになってしまう。
その気持ちも分かるんです。
では、逆に乾かさない時どうなるのか?の重要な部分だけお伝えします。
乾かさないと頭皮はどうなるの?
嫌な臭いや頭皮の荒れに繋がります。
ここで想像してみてください。
恐らく誰もが経験した事があると思います。
【洗濯物の生乾き】
あれは簡単に言うと菌が繁殖してしまっている状態です。
濡れたまま太陽光や乾燥機を使わずに干した時になりますよね?
頭皮も同じなんです。菌が繁殖しやすくなり臭いや荒れの原因になります。
頭皮の為に最低限これだけでもしよう
結論、頭皮だけでもきちんと乾かしましょう!
しかし、早く乾かそうと思って頭皮に近い場所でドライヤーを集中的にあてるのはやめた方がいいですよ。
頭皮の乾燥を招いたりしてしまいます。
15センチ以上は離して乾かしましょう。
3 毎日1回夜に洗う
昔は「毎日洗うのは良くない」と言われていた事もありました。
しかし、人は必ず生活をしていると1日で【皮脂汚れ】【ほこりなどの外的な汚れ】などで頭皮に汚れは出てしまいます。
【その日の汚れその日のうちに】です!
ゴールデンタイムまでしっかり落としておく事は頭皮を健やかに保つには大切です。
1日2回以上洗うのも注意は必要です。場合によっては必要な分の皮脂や菌まで落としてしまいます。
朝洗う派の方もいますが、夜洗う事が頭皮にとって大切です。
4 頭皮状態に合ったシャンプーを使う
あなたはシャンプーを選ぶ時には何を基準に選んでいますか?
《香り》《手触り》《流行り》《洗い上がりの質感》などなど色んな選ぶ理由がありますよね。
中にはとりあえず家にあるものを使っているという方もいるでしょう。
人それぞれで大事なポイントがあるでしょうから、それを「ダメだ」と言うつもりはありません。
しかし、頭皮を気にする時は少し考えてみてください。
シャンプーは髪を洗うイメージが強いですが、実際は頭皮をメインに洗うものです!
頭皮状態にあったものを使う事がとても大切なんです。
乾燥気味の頭皮の人が油分をしっかり取るシャンプーを使う。
皮脂が過多に出ている人が油分をあまり落とさないシャンプーを使う。
それはせっかく綺麗にするはずのシャンプーで頭皮を荒れさせてしまうかもしれません。
頭皮の色や実感している頭皮トラブルが改善しない時はシャンプーを変える事をオススメします。
頭皮状態が判断出来なくて、どんなものを使ったらいいか分からない時は、良く行く美容室の担当の美容師さんに相談してみましょう。
5 シャンプーはしっかり流す
【食器用洗剤】【クレンジング剤】【ハンドソープ】これらを使った後、適当に流すと肌が荒れやすいのは想像出来るかと思います。
シャンプーも同じなので、しっかり流す事を心がけましょう。
流す時間の理想はシャンプーと同じか、それ以上かけてもいいくらいです。
ただガシガシ擦るのは頭皮を傷つけるだけなので優しく擦ってください。
ガシガシ擦る方が洗った感があるのは、とても良くわかりますけどね。
6 あまり偏った食事のとり方はNG
ストレスにならない程度にバランス良い食事を心がけましょう。
例えば【油分の多い物】【味が濃すぎるもの】【ジャンクフード】などをよく食べる人は肌荒れもしやすく同時に頭皮も荒れやすいので注意が必要です。
関係が無いようで【ビタミン】や【抗酸化作用】を多く含む料理を食べることは頭皮にもいいので積極的にとるのがオススメです!
7 タバコはやっぱり頭皮の敵
タバコに限らず【嗜好品】(しこうひん)や辛いもの(刺激物)の過剰摂取は髪や頭皮に悪影響をもたらします。
TRANS.Bizさんの「嗜好品」の意味と語源は?タバコなどの例と類語・英語表現を紹介でチェック
しかし、無理に我慢をすることでストレスが大きくなってしまっては意味がありません。
ストレスが大きくなりすぎない程度にほどよくとるようにしましょう。
過度のヘアカラーにも注意
過度のヘアカラーは頭皮環境を悪くします。白髪が出はじめると気になって、ついつい1か月に1度多い人は2週間~3週間に1度染めてしまう方もいらっしゃいます。
一般的に白髪染めやおしゃれ染めによく使われるアルカリカラーには【アルカリ】【ジアミン】【過酸化水素】がはいっています。これらは決して頭皮にいいものとは言えません。
使いすぎると頭皮環境を悪くしたり髪のパサつきや艶の減少につながるので気をつけましょう。
セルフで頭皮の色を今すぐチェック!まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こういった内容で話をさせてもらいました。
- 簡単な〖頭皮の状態のチェック〗はいつでも誰でもできる
- 頭皮環境が悪くなりやすい生活習慣はこれ!
- 今から始める改善習慣
今回は、改善アイテムなどではなく生活習慣から変えていけるものばかりでした。
しかし、生活習慣の改善で変わることも多くあり1つ1つが大切な事です。
頭皮改善は髪質に直接関わってくるので、あなたの頭皮のや髪の為にできるところから実践してみてください。
あなたの頭皮や髪の改善の役に立てばそれほど嬉しいことはありません!
あなたのヘアライフが本当にハッピーなものになりますように!
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